『何でも相談できる駆け込み寺』 日本IBM出身 ホームページビルダー元開発責任者 鎌田裕二
ホームページビルダー教室の卒業生が久しぶりに教室へいらした。
新しいワードプレスサイトを、以前(数年前)に当教室で覚えた「ホームページビルダー19 ワードプレス・テンプレート」にて、作成開始。
サイトの公開後に、「データの反映」を行っても、固定ページ、メニューなどが公開されない不具合が発生した。
ホームページビルダー19は、2014年製、当時のワードプレスは4.0くらい。最新のワードプレスは6.0
ワードプレスは日進月歩だが、ホームページビルダーは、ほとんど進化せず古いまま。
ホームページビルダーの使用をあきらめ、ワードプレス上ですべての作成作業を行う(=これが正しいワードプレスの使い方)ことにした。
テーマを選び、固定ページを、ホームページビルダー編集画面からコピペを元に作成。メニュー、投稿タイプの追加、投稿の作成などを行った。
(最近、別の生徒さんの例でも、ホームページビルダーからの「サイト公開」、hpbダッシュボードでの「データの反映」が成功しない例があった。今後、新たなサイト作成には、ホームページビルダーワードプレステンプレートは勧めることはしない)
ホームページビルダー18 WordPressテンプレートで作成したホームページを運用している生徒さんが久しぶりに、教室へみえた。
ページの表示が、極端に遅くなってしまっているとのこと。ページ内容のデータ量(例 画像の解像度落とす)を減らしてみたが、体感スピードに変化はなかった。
その後も調査を続けた結果、すでに廃止となっている「かんたんアクセス解析」のHTMLコードがページに含まれていることが、判明。
Google Chrome開発者ツールでパフォーマンス解析をすると、それが原因である可能性。
「かんたんアクセス解析」は廃止されているため、サイトを解析対象からはずずようなことは、もうできなくなっていた。
ホームページビルダーWordPressテンプレートのテーマファイル内を探し、該当のコード生成部を発見(access-analysis.php)、HTML生成部を削除することにより、ページ表示のパフォーマンスが元に戻った。
サイトの内容は、ホームページビルダーWordPressテンプレートを使ってホームページ作成、サーバーはさくらインターネットを独自ドメイン(ムームードメイン)をマルチドメインにしてワードプレス・サイトの作成が目標の生徒さん。ワードプレスをさくらインターネットのクイックインストールで用意したが思うような状態になっていないとのことでレッスンにみえました。
ワードプレスインストールに成功後、ホームページビルダーからサイトの公開、データの反映をして、今回のレッスンの目的に達しました。
ホームページビルダー18 ワードプレス・テンプレートでホームページ作成中。
ロリポップに独自ドメインを追加(マルチドメイン)してサイトを公開。
hpbダッシュボードが表示されず、データの反映ができない。
素のワードプレス画面は表示できる
という状況で、ご連絡をいただき、ワンポイント・レッスンへお越しいただきました。
ホームページビルダー教室へお越しいただいた時点では、状況は悪化していました。
試験的にアップしたページ(index.html)が表示されてWordPressの画面すら表示されなくなりました。
ロリポップのコントロールパネルのFTPを使って、不要ファイルの削除。
WordPressダッシュボードからhpbダッシュボードへの切り替えを行いました。